慶應義塾

SFC生がNEXT YOUNG ARTIST AWARD 第31回 アート&ニューメディア部門で「優秀賞」を受賞

公開日:2026.06.12
総合政策学部/環境情報学部/政策・メディア研究科

環境情報学部准教授 藤井進也研究室所属の佐野風史さん(政策・メディア研究科修士課程2年)、環境情報学部教授 脇田玲研究室所属の永田一樹さん(受賞時政策・メディア研究科修士課程2年)が、NEXT YOUNG ARTIST AWARD 第31回 アート&ニューメディア部門でそれぞれ「優秀賞」を受賞しました。

NEXT YOUNG ARTIST AWARDは、CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)が主催する、新しい表現を追求する若手アーティストの支援と育成を目的とした大会です。元々Computer Graphicsのコンテスト「学生CGコンテスト」として始まり、第30回を機にコンテスト名が変わりました。CG・VFX映像やアニメーション、メディアアート、ゲーム、インタラクティブ作品、実験的な現代アート等自由なテーマで学生からの作品が募集され、入賞作品には審査員のアドバイスやコメントが贈られます。

31回目を迎える今回は、「アート&ニューメディア部門」「映像&アニメーション部門」「ゲーム&インタラクション部門」の3つの部門に計428作品の応募があり、「アート&ニューメディア部門」(応募数113作品)にて、佐野さん・永田さんそれぞれの作品が「優秀賞」を受賞しました。

受賞作品

【優秀賞】

MovingAuricle -direct model-

佐野 風史

MovingAuricle -direct model-

【優秀賞】

Do not say thanks.

永田 一樹

Do not say thanks.

佐野風史さんのコメント

この度は名誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。

物理的に、目を閉じることはできても、耳を閉じることはできません。私たちは本来、音に対してどこまでも無防備で、世界と地続きの存在です。

そして同時に、「人間の固定された耳」という、たった一つの窓からしか世界の響きを知らない存在でもあります。もしその形を変え、耳を動かすことのできる動物のように音を浴びたなら、世界はどう身体に沁み込んでくるのか。

本作は、音そのものを加工するのではなく、音を受け取る「器」である私たちの身体自体を編集する装置です。私たちが「当たり前」と信じている世界の響きが、いかにこの身体というフィルターを通した一つの事象に過ぎないか。そんな知覚の根底が揺らぐような体験を評価していただき、大変嬉しく思います。日々の探求を支えてくださる藤井進也先生、x-Music研究室の皆様に深く御礼申し上げます。

永田一樹さんのコメント

NEXT YOUNG ARTIST AWARD にて優秀賞をいただけたこと、大変光栄に思います。

本作品はAI(ChatGPT)の不可視となっている物質性やそのUI・UX、人間とAIのコミュニケーションについて着目したインスタレーションであり、修士研究の一部として制作しました。

受賞にあたり、本作品のご指導をいただいた脇田玲先生および研究室のみなさま、関係者のみなさまに心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

発信元:湘南藤沢事務室 総務担当